リスティング広告の運用代行でパフォーマンスは改善する？

リスティング広告の運用代行サービスを利用する理由は様々でしょうが、中には広告のパフォーマンスを改善したいというケースもあるでしょう。これまで自社で運用していたが、なかなか思ったような成果があげられないので、プロの業者に頼もうといった動機が考えられます。しかし、リスティング広告の運用代行サービスを利用すれば、本当にパフォーマンスは改善するのでしょうか。

1. 必ずパフォーマンスが改善する保証はない
2. リスティング広告のパフォーマンスを左右する要因
3. 適切な運用代行サービスを選ぶのも重要
4. 格安のリスティング広告運用代行「 EASY LISTING 」

必ずパフォーマンスが改善する保証はない

まず先に結論を述べると、リスティング広告の運用代行サービスを利用したからといって、必ずパフォーマンスが改善する保証はありません。いくらノウハウや経験を持つ業者だといっても、条件によってはパフォーマンスの改善が難しい場合もあるからです。ただし保証はないというだけで、もちろんパフォーマンスが改善するケースもあります。ポイントは、必ず改善するという期待をもって運用代行サービスを使うと、思った通りにいかない場合もあるということです。

リスティング広告のパフォーマンスを左右する要因

それではなぜ、運用代行サービスを利用してもパフォーマンスが改善しないことがあるのでしょうか。それは、リスティング広告のパフォーマンスは運用の仕方以外にも、様々な要因に左右されるからです。その要因に問題があると、運用代行業者が調整をおこなっても成果につながらない可能性があります。下記に、リスティング広告のパフォーマンスを左右する要因をいくつか挙げてみます。

広告費用の予算規模

リスティング広告の運用をする際、基本的には月ごとなどで、広告費用の予算を決めます。運用代行サービスを利用する場合も、予算に関する情報を業者と共有して、その金額に応じて調整をしてもらうことになるでしょう。

この予算規模は広告主によって異なるものですが、その大小によってパフォーマンスが左右されます。たとえば予算規模が小さすぎるのに、競合が多い商品やサービスの広告を出そうとすると、クリック単価（1クリックあたりの課金額）が高止まりしてしまい、すぐに予算を使い果たしてしまうことが考えられます。そのような状態では、自社での運用はもちろん、運用代行サービスを利用したとしても、パフォーマンスを改善するのは難しくなることが想定されます。

ランディングページ

リスティング広告におけるランディングページは、ユーザーが広告をクリックした後に見る、いわゆるリンク先ページのことです。すでに自社でリスティング広告を運用している場合、ランディングページも持っていることが想定されますが、運用代行サービスを利用するときに同じランディングページを使用する場合、そのコンテンツや構成などによっては、パフォーマンスを改善しにくいことも考えられます。

たとえば、リスティング広告で改善したいパフォーマンスがランディングページにおけるコンバージョン（問い合わせや申し込みなど）だったとします。この場合、ユーザーに広告をクリックしてもらい、ランディングページを見てもらった後、さらなるアクションをしてもらう必要があります。ユーザーにコンバージョンまでたどり着いてもらうために、コンテンツを考えたり、構成を工夫したりしますが、そもそもこれらの部分に問題がある場合、なかなかパフォーマンスが改善しないことが考えられます。このような場合、たとえプロの業者に調整をしてもらってランディングページへの流入数が増えても、最終的に改善したいコンバージョン数は思うように増えない可能性があります。

広告の商品やサービス

リスティング広告のパフォーマンスが改善しない要因が、広告側やランディングページにあるのではなく、商品やサービスにある可能性も考えられます。もちろん、運用代行サービスを利用することによって、自社で運用していたときよりも商品やサービスに合った広告設定や調整をしてもらえるかもしれません。しかし、そもそも商品やサービスが売れにくいものであれば、いくらユーザーに訴求しようとしても、上手くいかないことも考えられます。

適切な運用代行サービスを選ぶのも重要

上述のように、リスティング広告のパフォーマンスを左右する要因は様々で、条件によっては改善が難しい場合もあります。ただ、リスティング広告の運用代行サービスの内容は業者やプランなどで異なるため、適切な運用代行サービスを選ぶことで、改善の糸口が見つかるかもしれません。たとえば、もしランディングページに問題があるのであれば、そのコンテンツや構成の修正をしてくれる業者を選んで実施してもらうことで、パフォーマンスが上がる可能性も考えられます。自社の課題が分かっているなら、それを解決してくれるようなサービスを選ぶことが重要といえるでしょう。